「家族と話せる残り時間」と「親の世代の気持ち」
「家族と話せる残り時間」「親の世代の気持ち」について
2つの具体的な数字をもとにご紹介します。
調べれば、考えれば、すぐにわかる事だけれど、きっと身近な事すぎて後回しにしてきた人も多いはず。
ちょっとだけ「自分のこととして」考えてみませんか。
家族と話せる残り時間
長寿大国と言われる日本、人生は確実に長くなっているけれど、親の世代と話すことの出来る時間は実はそう長くない(?)。。。を計算してみる。
もちろん人によってどのくらい生きられるかはわからないので、ここでは平均寿命、健康寿命から「あとどれくらい」話をする時間が残っているかを計算します。
計算することで見えてくるものがきっとあるはず。
「家族と話せる残り時間」あと、どれくらい?
日本人男性、女性の平均寿命をもとに、その方と話すことの出来る残り時間を計算出来ます。
時間として改めて数字にすることで、今後のコミュニケーションに少なからず違いが出るはず。
大切な方との接し方を考えるきっかけになれば。
※平均からの算出となるため、平均を超えた年齢の方を対象とした場合残り時間がマイナス表示となります。
平均寿命とともに、健康寿命からの残り時間も算出します。
※健康寿命=支援や介護を必要としない、日常生活に制限がない年齢
家族と話せる残り時間=(平均寿命または平均健康寿命 − 現在年齢)×1年間で会える日数×1日に話せる時間
※平均寿命の値は厚生労働省2020年(日本人男性81.64歳、日本人女性87.74歳)
※平均健康寿命の値は厚生労働省2016年(日本人男性72.14歳、日本人女性74.79歳)
より小数点未満切り捨て
親の世代の気持ち
敬老の日にギフトとして「してもらいたいこと、もの」「したいこと、もの」を調査したレポートがあります。トレンドが"モノ"から"コト"へと移り変わったと言われて久しい現代、行動をおこす人にとっては"コト"の先にある"コミュニケーション"を親、子の世代ともに大切にする傾向が見られるようになりました。
レポートは親、子とも40-70代が対象であり、子の「何もしていない人」は含まれていません。
子が親の世代となる年齢、どちらの気持ちもわかる行動した人々のレポートをもとに、自分を重ね、改めて「親の世代の気持ち」について考えてみてはいかがですか。
※詳細/博報堂"新しい大人文化研究所"敬老の日のプレゼント調査より抜粋
親の世代が贈られたいと考える "コト"のギフト
外食・食事15.9%/メール・電話9.2%/旅行10.7%/孫の訪問8.3%
子の世代が贈った "コト"のギフト
外食・食事21.4%/メール・電話13.1%/旅行5.8%/孫の訪問9.8%
親の世代が贈られたい "モノ"のギフト
花7.0%/着るもの3.1%/アクセサリー宝石など1.5%/お酒など飲料2.1%
子の世代が贈った "モノ"のギフト
花13.1%/着るもの10.1%/アクセサリー宝石など1.8%/お酒など飲料4.6%